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好機到来! 30人学級実現へ

9月14日(日)の朝日新聞朝刊の第一面のトップ記事は、

「教員採用 冬の気配」
「21年度から急減予測」
「大学、養成計画見直し必至」

とある。「人口減にっぽん」シリーズの1コマだが、何を今更と感じながら読んだ。

教員の採用枠は、①児童生徒数・②退職教員数・③学級定員・④再任用教員数によって基本的に決められる。教員の採用枠増減のうねりは、周知のように大戦後の第一次ベビーブームがことの発端である。採用枠の増減に伴って教員の世代構成がいびつになることは、教育上好ましくない。現在、学校では教員の退職ラッシュとともに新規採用教員が増えてきている。それによって、いわゆる中堅教員が圧倒的に不足するという厳しい実態がある。

激しい世代交代の中、なめらかな次第送りが果たせるだろうか。管理職なり手不足(管理職になりたくない教員の増加も手伝っている)が解消できるだろうか。若年の管理職が誕生せざるをえないことも大きな課題である。

2000年あたりが教員採用人数の落ち込みの底であった。自治体によっては、中学校教員採用選考試験が行われない教科もあった。長期展望のなさ。無策であり失策である。この時期にこそ、学年進行で学級定員を縮小し、あえて教員を採用し、教員の世代構成をフラットにすべきであった。日本のGDP比の公教育支出がOECD諸国の中で最下位レベルである。先進国の中でいまだに40人学級(基準)を続けている。財政難もあるだろう。しかし、教育は未来への投資。この国の将来をどのように考えるのか。

2度目のチャンスがやってきた。今から採用人数の下降期にあたる2021年度以降の学級定員改善に向けて当然動き出すべきである。

現状に追随し、その影響を述べるだけで何の主張もない。答えが明らかなのに、何をすべきかを提案しようともしない。そのような記事を第1面のトップに掲載するとは。

私が記者ならこう書く。 「好機到来! 30人学級実現へ。」
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プロフィール

ryoichi25r

Author:ryoichi25r

細谷 僚一 hosotani ryoichi
■ 大阪府箕面市生まれ(1948)
■ 京都教育大学教育専攻科美術工芸修了
■ 京都市立中学校教諭(美術科)16年
■ 京都市教育委員会学校指導課指導主事7年
■ 京都市立中学校教頭2年
■ 京都市教育委員会教職員課 人事主事5年
■ 京都市中学校校長5年(定年退職)
□ 大谷大学 教職支援センター教職アドバイザー4年(終)・非常勤講師3年(終)
□ 立命館大学 非常勤講師5年
□ 京都嵯峨芸術大学 教授3年
□ 京都女子大学 非常勤講師1年


履歴が示すように、専門は学校教育と美術科教育です。もともと好奇心旺盛なたちなので、様々なことに関心があります。学校教育にしても美術科教育にしても他のジャンルとのかかわりや歴史的観点から俯瞰的にみていくつもりです。

「美術科教育の未来」
2050年あたりに照準(大風呂敷)をあて、改善の姿を描こうと思っています。

「私の本棚」
読んだ本のまとめや感想をできるだけコンパクトにして整理したいと考えています。最も工夫したいことはそれぞれの本の関連づけです。

「気づ記・思いつ記」
日々の生活の中で気づいたことや思いついたことなどを日記のように表したいと思っています。


 

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